昨年は皆様にとってどのような一年になりましたか？
ASOBOの一年は、本当によちよち歩きな年でした。
震災が起きて最初の年越しを迎えた頃にASOBOの設立を思い立ち、昨年1月に任意団体としてスタートしました。
しかしまったくの手探りでした。
それまで災害ボランティアや物資支援はしていたものの、全く未知の活動です。しかもどこかの団体に参加して、と言うのではなくて立ち上げようと言うのですから。
今考えれば前だけ見ていたんですね。
でもかえって良かったのかもしれません。考えすぎていたら及び腰になったでしょうから。
去年の活動としましては、
３月…山元町の保育園児さんとそり遊び（園児10名参加）
４月…山元町の幼稚園児さんとそり遊び（園児30名参加）
６月…亘理町荒浜の保育園児さんと凧上げ遊び（園児10名参加）
７月…亘理町吉田の保育園児さんと凧上げ遊び（園児15名参加）
10月上旬…山元町、亘理町の保育園児さんと凧上げ遊び（園児12名参加）
10月下旬…山元町の幼稚園児さんと凧上げ遊び（園児40名参加）
計６回のイベントを開催することが出来ました。
参加頂いた皆様、スタッフの皆様、そしてASOBOを見守って下さる全ての皆様がいらしたから、素人の思いつきで始めた活動もここまで来ることが出来ました。
深く深く感謝致します。
もうすぐ２年が経つ東日本大震災。
日常を取り戻している人々にとっては節目に過ぎませんが、今も被災地は非日常が日常です。
壊れた家、えぐれた線路、廃墟のような楽しいはずの学校。
子ども達はそんな中を生きています。
せめて少しの時間だけでも何も見ないで何も考えないで遊べるように、そして悲しい思い出を上書き出来るように、ASOBOは今年も活動していきます。
新年第一段は今月13日。
亘理町と山元町の子ども達とスキー場でそり遊びをして来ます。
初めてスキー場に行く子もいますし、素敵な思い出になるといいですね！
今年も昨年同様に、ASOBOへの温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
そしてまたいつも子ども達に寄り添って下さる全ての皆様にとって善き年になりますよう、ご祈念致します。
ASOBO 笠松 亜希子 田中 利果 殿内 健司
